福岡市城南区鳥飼の寺田歯科医院の院長のブログ

福岡市城南区鳥飼で、父の代から50年間開業している地域で最も古い歯科医院「寺田歯科医院」院長が、 日々の出来事や歯に関すること、トライアスロンのことなどを書いているブログです。

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昔の銀歯にご用心!?

「たけしの本当は怖い家庭の医学」という番組で
歯科に関する症例が
6月20日に放送されました。

患者さんは中年の女性。足に発疹が出来たので夫に水虫をうつされたかと思っていたら、
手にまで発疹が出てついには胸の激痛で動けなくなってしまう。という恐〜い話でした。


彼女は掌蹠膿庖症(しょうせきのうほうしょう)を発症しており、
関節などが炎症を起こしていた。
その原因となったのは歯科での治療に使われたアマルガム(水銀化合物)であったという話。


番組では掌蹠嚢胞症という病気でこれは歯科用の詰め物である
アマルガムから溶出する水銀が原因(金属アレルギー)で起こることがあるといっていました。


掌蹠嚢胞症は昨年女優、奈美悦子が「掌蹠膿疱症性骨関節炎」という病気と
闘っていることをテレビで報告していましたが、
その多くが胸や腰、背中に激痛を伴い、さらに鎖骨、胸骨、肋骨、脊椎、
骨盤に骨の肥大、破壊などの症状が見られビタミンHの欠乏により免疫力が落ちて起きるとか、
アレルギーとも言われ、アトピーや関節リュウマチなどと誤診される病気です。


さて本当に掌蹠嚢胞症はアマルガムによって起こるのでしょうか?

ある報告によれば2万人以上のアレルギーの患者さんの中で
明らかにアマルガムによる掌蹠嚢胞症と断定できたのは1人だけだったとか
(金属アレルギーになる人も限られていますから全人口からみたら僅かです)


番組で言われた様にアマルガムが原因でアレルギーが起こることは
めったにありませんから安心していただきたいと思います。


一般論として心配な金属アレルギー。
検査としては、皮膚科でのパッチテストが一般的ですが、
これをやってもなかなかはっきりわからないことが多いのも事実で、
また分析の過程においては大掛かりな設備が必要で
まだ究明方法が普及しているとはいえません。


ですから、金属アレルギーが疑われる場合は
今の時点ではすべてを除去してセラミックやプラスチックの詰め物に
置き換えるしかすべはないと思われます。


当院ではアマルガムは私の開業当初より一切使用しておりません。

しかし、アマルガムを否定する気もないです。それはアマルガムにも長所があるからです。

(虫歯の抑制作用)それに水銀化合物といってもアマルガムは
無機水銀ですから人体には無毒と言われています。(有機水銀が問題になります)


もし気になる方はご相談下さい。除去するべきか否かのご相談もお受けいたします。

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