福岡市城南区鳥飼の寺田歯科医院の院長のブログ

福岡市城南区鳥飼で、父の代から50年間開業している地域で最も古い歯科医院「寺田歯科医院」院長が、 日々の出来事や歯に関すること、トライアスロンのことなどを書いているブログです。

月曜会

ある学会で小児歯科の専門の先生に質問したのがきっかけで、小児歯科医が中心の「月曜会」っていう勉強会に今年から出席しております。比較的年配の先生が多く、そんなに人数も多い訳ではないのですが、和気あいあいとして楽しい勉強会です(もう一つの勉強会はシビアで厳しいんですよ)

小児歯科に厳しさは要らないのかな?(笑)
大人の治療とは隔たりもあると感じる事もあります。

そんな中、私にも発表の順番が廻ってきました。
一般歯科と小児歯科を標榜していて、多くの大人も診ている中での小児の治療に取り組んでいる私の考え方、日常の治療を発表して色んな評価を頂きました。

発表内容は『シーラント』が中心でしたが、私のこだわった、細かい処置に対しての評価はして頂けたと感じました。

どなたか身分は知らないけど、過去に質問して来た人がいたから解説致します。
口腔内カメラで強拡大して観察してみましょう。
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ムシ歯もなく、きれいな歯ですが、溝があります。これを汚れを染める染色液を塗ると・・・・
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溝が赤く染まってしまいます。ココが危ない!!(手前の歯には過去にシーラントがされてます)
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シーラントが完了致しました。どうです。細かいでしょう。

細かさはわからないと思いますので比較してみましょう。
隣の歯に他歯科医院で処置をされておりました。その拡大写真です。
V0000002493-00000B0E-4.jpg
私の処置は充填量が違うのがお分かりだと思います。私のが『線』だとしたら、こちらは『面』ですね。
表面積が大きいと破折の原因にもなります。

シーラント2010.10
これも他歯科医院でやったものです。シーラント充填の中と端に『気泡』つまり穴があるのが確認出来ます。
気泡抜きをやってないと破折の原因になり、折角のシーラントがかえって仇になります。

シーラント2010.10.27_L036
シーラントの端の方がムシ歯になっています。これは辺縁が破折した為。破折した所は段になってかえってムシ歯になり易かったりします。たまにシーラントを嫌う先生がいますが、これが嫌う理由でしょう。

私の様に細かいシーラントをすると何年経っても剥がれなかったり、例えシーラントがなくなってもすり減った様になくなっています。噛む面にカバーを掛けるのですから、歯と歯がぶつかり合うと『面』だと破折するのは当たり前ですよね。だから私の場合は大事な部分、溝の底だけを埋めているのです。しっかりと気泡も抜いて拡大カメラで確認して・・・とても気を使うのでとても時間が掛かります。
『ちょちょいのちょい』では終わりません。しつこいかも・・・・   それが欠点ですかね




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